阿賀野市の東縁の五頭連峰や笹神丘陵の麓には、ハッチョウトンボが生息する湿地があります。

ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)
 ハッチョウトンボは、「動物界」−「節足動物門」−「昆虫綱」−「蜻蛉目」−「不均翅亜目(トンボ亜目)」−「トンボ科」に属するトンボで、赤とんぼのアキアカネやシオカラトンボも同じ科に属します。日本産のトンボ類としては最も小さい部類で20mm程度しかありません。

 現存するトンボの「均翅亜目(イトトンボ亜目)」「不均翅亜目(トンボ亜目)」「均翅不均翅亜目(ムカシトンボ亜目)」は、中生代のジュラ紀に既に確立していたことから、系統的には他群の昆虫類と直接的な関係は無いといわれています。

 ハッチョウトンボの名前の由来は、名古屋市の八丁畷(ハッチョウナワテ=瑞穂区の熱田神宮南東)に多産していたことに由来するそうです。
 北海道を除く日本全土やインドシナ半島ボルネオ等南方に生息しているそうですが、北海道には、本当にいないのでしょうか?大沼(亀田郡七飯町=函館の北方)あたりにも温暖化の影響でいそうな気がしますが...

 湿地帯に生息し、成熟したオスは美しい深紅となります。

 ここ新潟県阿賀野市では、五頭連峰や笹神丘陵の山裾のわずか100m2にも満たない湿地でもハッチョウトンボを見かけることがあります。
 下の写真は、阿賀野市村岡の「ジュンサイ池」で、2006年6月14日〜25日にかけて撮影したハッチョウトンボ達です。ここの湿地にはサギソウやモウセンゴケなんかも自生していて、モウセンゴケに捕食されそうになっているハッチョウトンボも見かけたことがあります。
                                      地図はこちら
この2枚は未成熟なオス?
  阿賀野市村岡のジュンサイ池

以下の写真は、ハッチョウトンボのオス
以下の写真は、ハッチョウトンボのメス

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