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エダマメの害虫マメハンミョウ(豆斑猫)           
 マメハンミョウ(豆斑猫)は、カブトムシやクワガタ、カミキリムシ、ホタル、テントウムシ、カメムシ等の仲間でツチハンミョウ科に属する甲虫でです。

 マメハンミョウやツチハンミョウの体液には、洋の東西を問わず、古くから毒薬として用いられ催淫や利尿、 躁鬱病にも効果があるとされている毒物カンタリジン(C10H12O4)が含まれています。カンタリジンはエーテルに分類される有機化合物の一種で、柔らかい肌に触れると、水膨れができてしまうので注意が必要です。
(なお、カンタリジン及びカンタリジンを含む製剤は、薬事法施行規則毒物・劇物に指定されています。)

 このマメハンミョウは、その名の通り豆類の葉を好み、自家菜園の「だだ茶豆」も8月の半ばに数十株被害を受けて丸裸になってしまいました。癪に障ったので、フマキラージェットを一吹きしたら、あっという間に数百匹が地面に転がり落ちて死んでしまいました。農薬にはとっても弱い昆虫のようです。
 マメハンミョウの幼虫はイナゴの卵をたべる益虫ということで、最近では余り大きな被害がないそうです。私の畑でもこんな被害を受けたのは初めてで、ご近所の枝豆も被害を受けていました。

 新潟県阿賀野市の旧笹神村地区では、近年減農薬or無農薬栽培のコシヒカリなどが主流となってきています。そのためイナゴなどの害虫が増えているのかも知れません。






(以上については、社団法人農林水産技術情報協会などを参考にいたしました。)
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