果樹の郷、旧新潟県白根市 |
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| 旧白根市は、信濃川と中之口川の間の標高1mから5m程度の中州に発展してきた町で、 2005年3月21日に新潟市に編入されました。 慶長3年(1598年、年表はこちら)に新発田藩に組み入れらた江戸時代以降、 仏壇や繊維産業などが発達し、 その後の大正13年に大河津分水完成後した後は、沼のような田んぼから解放され 農業が大発展を遂げたそうです。 旧白根市は、現在では新潟コシヒカリ、野菜とともに果樹栽培がとても盛んな地域で、 特にフランス原産の西洋梨(なし)”ル・レクチェ”の産地として、もはや全国区です。 このページでは、新潟市南区(旧白根市)在住の篤農家 滝沢 直紀氏(電子メール)の果樹園で平成20年6月18日に撮影した写真を掲載しています。 滝沢氏は現在、葡萄(ブドウ)で、デラウェアや巨峰、ピオーネ、サニールージュ 梨(ナシ)では、ル・レクチェ、豊水、新興 稲(イネ)では、新潟コシヒカリBL、コシイブキ 等を栽培しています。 ![]() 滝沢 直紀氏(ホームページはこちら) |
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左の写真は、種なしブドウの代表格デラウェアです。 元来、デラウェアは種なし葡萄なのではなく、ジベレリン処理を行う事により、種なしで大きな実に育ちます。 なお、ジベレリンは、植物の成長ホルモンの一種ですが、1928年にイネの馬鹿苗病の研究に携わっていた台湾総督府農事試験場の日本人研究者に発見された物質でそうです。 |
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見事なデラウェアの房また房!とても数え切れません。 一房ずつ丁寧にジベレリン溶液に浸したり、摘果したりでとても手間がかかるそうです。想像するだけでも腕がだるくなってきそうです。 因みに、このデラウェアや巨峰などの葡萄は、ヨーロッパ系のブドウをアメリカや日本で品種改良したもので、自生するノブドウとは属が異なっているそうです。 |
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袋がけされているのは”ル・レクチェ”。 完熟した”ル・レクチェ”と同じ色の袋が鮮やかでした。 袋がけは、病害虫を防いだり、枝等と擦れ合って痛むの防ぐために行います。 よく見ると、写真中央にまだ未熟な葡萄の房が写っていますが、これは”ピオーネ”。 巨峰とマスカットを交配させた品種で、”種なし”の上、爽やかな甘さが筆者には大のお気に入りです。 |
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左の写真は、葡萄の王様と言われている”巨峰”です。大きな粒と濃厚な甘みが特徴です。 この後、袋がけが行われます。 戦前に伊豆地方で市井の葡萄学者が、日本の品種とオーストラリアの巨大粒品種を交配させて創り上げました。 ”巨峰”は滝沢氏の最も得意とする品種です。 聞くところによると、JAみらいの白根果樹部会が主催する優良出荷者への表彰で、何度も最優秀賞を受賞しているそうです。 |
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梨棚の下に、不思議な模様を見つけました。 |
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「月潟(つきがた)の 類産(るいさん)梨」 国指定天然記念物(昭和16年11月13日指定) 旧新潟県西蒲原郡月潟村大別当の道路脇に他の品種と共に栽培されています。 因みに、ルレクチェや豊水、類産梨などの梨(ナシ)も、リンゴやサクランボと同じバラ科の植物です。 |
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文化年間は、西暦1804〜1817(年表はこちら)ですので、類産梨の樹齢はおよそ200歳ですが、未だに現役。毎年100kg程の実を付けるそうです。 江戸時代当時のこの地域では、土地の排水性が悪くて稲作には適していなかったため先人達は苦難の日々を送ってきたものと想像されます。 その先人達の涙と汗の結晶が、葡萄や梨、桃などの果樹として、今の白根に根付いている様な気がします。 類産梨の地図はこちら。 |
Web Guide 阿賀野 新潟県 旧白根市は果樹のふるさと |
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